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記述 |
サイズ | フォーマット |
| 2010051-ToriyamaAbst.pdf | | 443Kb | Adobe PDF | 見る/開く |
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| 種類: | Thesis or Dissertation |
| タイトル: | 小児がん患児に対する口腔アセスメントツールの導入に必要な専門看護師に期待される役割と技術の検討 |
| タイトル別表記: | Examination of Certified Nurse Specialist Roles and Skills to introduce the Oral Assessment Tools for Children wiith Cancer. |
| 著者: | 鳥山, 祐子 |
| 指導教員: | 及川, 郁子 |
| キーワード: | 小児看護 専門看護師 口腔ケア 小児癌 看護アセスメント |
| 調査法・尺度: | 質的記述的研究 |
| 発行年月日: | Mar-2011 |
| 出版者: | 聖路加看護大学 |
| 抄録: | 研究目的
本研究は小児がん患児に対する口腔アセスメントツールを臨床の場に導入する過程における専門看護師(CNS)に期待される技術と役割を明らかにする事を目的とした研究である。
結果
文献検討と実践を通して、小児がん患者を対象とした口腔アセスメントツールを作成した。個別的な計画を立案するための定期口腔アセスメントシートと、口腔内の変化を正しく判断し、看護職間でのケアの継続と統一を図るための口腔フローシートの2つを口腔アセスメントツールとした。
3人の患児を対象に、病棟の看護師が口腔アセスメントツールを使用した。研究期間中、3人の患児には定期口腔アセスメントシートを用いた個別的なケアプランが立案された。また口腔フローシートによって、口腔内の変化が記述され、看護師間で統一したケアが継続された。対象となった3人の患児は、口腔トラブルの発生のリスクが高い状態にも関わらず、口腔アセスメントツールを活用し、ケアが行われた結果、口腔トラブルは発生しなかった。口腔アセスメントツールを使用しケアを実施した看護師の記録と、看護師を対象としたフォーカスグループインタビューで得られた回答より、口腔アセスメントツールは当該病棟の小児がん患児に導入可能であると考えられた。
考察
口腔アセスメントツールを臨床現場に導入する過程において、研究者が行った関わりを質的記述的に分析し、CNSに期待される役割と技術を明らかにした。その結果、口腔アセスメントツールを臨床現場に導入する過程には、「口腔アセスメントツールを使用するための関わり」、「口腔アセスメントツールを活用するための関わり」、「口腔アセスメントツールの使用を自信を持って継続するための関わり」の3つの関わりがあった。口腔アセスメントツールを病棟内で使用するために期待される役割には、【口腔アセスメントツールの認知を促す】【口腔アセスメントツールの正しい使用を促す】【口腔アセスメントツールを使用できているか確認する】の3段階が抽出された。口腔アセスメントツールを看護師が活用するために期待される役割には、【看護師の力を引き出す】が抽出された。実践の場で看護師が口腔アセスメントツールの使用に自信を持って継続するための役割には【無理のない範囲で進める】【モチベーションの維持】が抽出された。
上記の役割を果たすために必要な技術をTRIP(Translating research into intervention)介入モデルを用いて検討した結果、『口腔アセスメントに対するニーズを把握する』、『看護師との良好なコミュニケーションをはかる』、『看護師の特徴の把握』、『口腔アセスメントツールを導入する組織を分析する』であった。 |
| 参考文献: | Fellow Tomorrow 財団法人がんの子どもを守る会:病気の子どもの気持ち~小児がん経験者のアンケートから~2001 中村美和、中村伸枝、荒木暁子:ターミナル期にある小児がんの子どもを抱える家族の体験―緩和ケアに立脚した看護援助指針の作成に向けた看護師に対する面接調査―、千葉看護学会誌、2006 小児がん看護ケアガイドライン 2008 平成16-19年度科学研究費補助金基盤研究(B)「小児がんをもつ子どもと家族の看護ケアガイドラインの開発と検討」研究班 大牟田美幸、高木梢、辻奈緒子、他:化学療法を受ける患児の口内炎発症と白血球数との関連 小児がん看護 Vol.4 2009 p37-41 越野美紀、板井千恵、小倉孝文 他:がん化学療法時の口腔ケアによる口内炎予防効果 がんと化学療法 第36巻 第3号 2009年3月 迫田綾子:わが国の看護職における口腔ケアの現状と課題・1 口腔ケア行動の現状と教育・組織アセスメント 看護管理 Vol.16 №6 2006 石井芳子、小野晶子、水木幸子他:口腔ケアに関する実態調査(第二報)―口腔内の観察とアセスメントの現状― 日本看護学会論文集 第40回 成人看護Ⅱ p335-337 2009 片田範子:translational researchとしての小児の疼痛緩和方法の開発 研究の積み重ねの概要 看護研究 vol42 No6 2009 濱田米紀、有田直子、笹木忍他:小児の痛み緩和ケアツール導入過程におけるCNSの技術と役割の明確化 看護研究 vol.2 No.6 2009 p445-457 石井陽子、福田佳世、中川株子 他:口腔ケアに関する看護職者の意識調査 日本看護学会論文集 第38回 成人看護Ⅱ 2007 p401~403 小野晃子、石田芳子、水木幸子 他:口腔ケアに関する実態調査(第一報)―必要性の認識と実践状況の比較― 日本看護学会論文集 第40回 成人看護Ⅱ p332-p334 2009 井門真由美、飯尾玲香、豊田純子他;口腔ケアの充実に向けて―口腔アセスメントシートを利用して―日本看護学会論文集 第38回 成人看護Ⅱ 2007 p392-394 大澤明子、吉田喜代美、牧野重美他:口腔ケアマニュアルの作成と実践によるケアの充実 日本看護学会論文集 第38回 成人看護Ⅱ 2007 p386-388 繁田幸、牧野満代、池本富美子他:口腔ケアアセスメントシートを活用したチームアプローチの評価 日本看護学会論文集 第37回 成人看護Ⅱ 2006 p485-487 寺島栄子、梅原祐子、青木久美子他:口腔ケアマップ使用による口腔トラブル改善への効果 日本看護学会論文集 第38回 看護総合 2007 p421-423 島美貴子、吉田三紀、松原直美:口腔ケアチームの活動を通し、口腔内清潔の維持、増進をはかる―チームメンバーの知識、技術の変化と口腔ケアアセスメントシートの活用― 日本看護学会論文集 第37回 看護総合 2006 p74-76 山本昇:がん化学療法の副作用と対策、西條長宏監、中外医学社 1998 阿部修、石橋和幸、足立三枝子、他:要介護高齢者 肺炎予防を目的とした口腔ケアガイドラインの作成、日本歯科医師会雑誌57(6)p6-12、2004 財団法人8020推進財団:入院患者に対するオーラルマネジメント p8 日本臨床腫瘍研究グループ http://www.jcog.jp/doctor/tool/ctcae.html有害事象共通用語規準 v3.0 日本語訳 JCOG/JSCO版 [2010-11-1] 日本臨床腫瘍研究グループ http://www.jcog.jp/doctor/tool/ctcaev4.html有害事象共通用語規準 V4.0 日本語訳JCOG版 [2010-11-1] Faith Gibson, Jamie Cargill, jenny Allison et.al.: Establishing content validity of the oral assessment guide in children and young people , European Journal Of cancer 42 1817-1825 2006 向井美恵:口腔ケアの実際 小児看護第24巻第12号 2001年 11月 樫尾仁美,上田雅代、島田久美可他:重症心身障害児者における口腔ケアシステムの確立に向けて―j.Eilersの口腔アセスメントと口腔ケアプロトコールの有効性の検証― 日本看護学会論文集 第40回 看護総合 p192-194 2009 横井牧、谷本栄子、上里明美他 通園施設を利用する肢体不自由児とその家族の口腔ケア―家族への個別指導を試みて― 日本看護学会論文集 第39回 小児看護 p161-163 2008年 丸光恵、石田也寸志監修:ココからはじまる小児がん看護 疾患の理解から臨床での活用まで 第1版 2009 第7章 症状マネジメント p242 中村美和:化学療法を受ける小児がんの子どもの口内炎モニタリング指標とその基準作成の試み 小児がん 第41巻第4号 p834-838 2004 角田初恵、田中光郎:悪性腫瘍罹患児に対する口腔ケアの必要性、 小児がん 第45巻第3号 264-267 2008 松岡真理、加藤真知子、鎌田真紀:子どもと親の痛み緩和ケアへの評価および看護師の意識・態度・ケアの変化 看護研究 vol2 No.6 2009 p409-417 福島雅典:トランスレーショナルリサーチの基盤―薬事法改正・被験者保護法の提言― 臨床評価 33巻3号 2006 |
| 注記: | 聖路加看護大学大学院看護学研究科課題研究 |
| リンクURL: | http://hdl.handle.net/10285/7183 |
| 出現コレクション: | 2-2-c:課題研究(要旨、引用・参考文献あり)
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この研究成果の引用には次のURIを利用してください。:
http://hdl.handle.net/10285/7183
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