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種類: Thesis or Dissertation
タイトル: 乳がん患者が外来で治療を継続していく体験 -家族との関係性の中での体験に焦点をあててー
タイトル別表記: The Experiences of Breast Cancer Patients Continuing Treatment as an Outpatient. - Focus on Experiences in Family Relationships -
著者: 山手, 美和
著者名ヨミ: ヤマテ, ミワ
指導教員: 田代, 順子
キーワード: 乳がん
家族
家族看護
患者-家族関係
がん看護
家族関係
心理的適応
外来看護
生活の質
生きる意味
調査・研究法: 質的研究
半構成的面接
現象学
発行年月日: Mar-2011
出版者: 聖路加看護大学
抄録: Ⅰ.研究目的  本研究の目的は、乳がん患者が外来で治療を継続していく体験について、家族との関係性の中での体験に焦点をあてて記述することである。 Ⅱ.方法  本研究は、現象学的アプローチによる質的記述型研究デザインを用い、理論的前提をハイデガーの共存在とした。研究協力者は、手術療法、化学療法を受け、現在放射線療法を受けている壮年期でかつ、子どもがいる乳がん患者4名とした。データ収集は、半構成面接ガイドに基づき面接法にて行い、データ分析は、Colaizziの分析方法に基づき行った。 (聖路加看護大学研究倫理審査委員会 承認番号09-084) Ⅲ.結果 乳がん患者の家族の「乳がんと共に生きる」体験は、乳がん患者と家族が家族としての「乳がんと共に生きる」体験を融合させ、共に立ち向かうまでのプロセスであり、いずれにおいても、乳がん患者と家族は“共存在”として存在していた。 乳がん患者の家族の“共存在”として「乳がんと共に生きる」体験の本質として、以下の3つのテーマが見出された。テーマ1:「乳がんと共に生きる」体験を共に分かち合い、家族の体験として融合する、テーマ2:必要な存在として信頼し、共に支え合いながら存在する、テーマ3:乳がん治療に共に立ち向かい、「乳がんと共に生きる」方策を模索する。 Ⅳ.結論 ハイデガーの“共存在”の概念で、乳がん患者の家族が“共存在”として「乳がんと共に生きる」体験を捉えると、乳がん患者の家族が“共存在”として「乳がんと共に生きる」体験とは、「乳がんと共に生きる」体験を、共に共有し、共感し合い、共に揺れ動き、乳がん患者と家族のそれぞれの体験を呼応していく中で、乳がん患者と家族の思いや体験を1つのものとして融合させ、共に存在意義を実感しながら支え合い、乳がん患者と家族が、今まで築き上げてきた家族の関係や家族としての歴史・文化などを基に、乳がん治療に立ち向かい、「乳がんと共に生きる」体験として創生していこうとしている体験であると考えられた。 本研究結果より、乳がん患者と家族の“共存在”としての「乳がんと共に生きる」体験を理解し、お互いの存在意義を実感でき、家族としてあり続けることができるように支援していくことが重要であることが示唆された。
注記: 聖路加看護大学大学院看護学研究科博士論文
学位分野: 博士(看護学)
学位記番号: 甲第86号
リンクURL: http://hdl.handle.net/10285/7524
出現コレクション:2-3-b:博士論文(要旨あり)

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